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2025/04/16

百鬼ゆめひな

3月22日、23日

調布のせんがわ劇場で「百鬼ゆめひな」の公演が行われた

演目は「雛がたり」

泉鏡花の「雛がたり」と岡本かの子の「狂童女の恋」をベースに作られた作品




「百鬼ゆめひな」の師匠である「百鬼どんどろ」が私の青春時代からの知り合い

故・岡本芳一

短大時代の劇団夜行館の小屋掛け芝居が縁である

等身大の人形を巧みに操って、妖艶な舞を魅せる

人形の黒子となったり、人形の恋の相手になったり

その舞は、観ている人を幻想へと導いた

海外でも活躍された芳一さん

懐かしい




その舞と意思を継ぐ「百鬼ゆめひな」の飯田美千香さん

女性らしい舞台だった

台詞がない分、場面や演技を感じ取って解釈する部分は、若干難しいかもしれないが・・・

想像力を働かせながら、のめり込んでしまう

芳一さんとは、違う舞に女性らしさを感じたり

まるで芳一さんのようだと感じたり

新しい舞台を見ているのに、懐かしい・・・あの頃の(若かりし頃)気持ちを思い出した

最後の方は芳一さんと重なり、涙が出そうになった



20年くらい前に丹沢でイベントをやった事があった

色んな方がいらしていた

その時に、百鬼どんどろは「狐の嫁入り」を演じて、私達も松明を持ったりしてお手伝いさせて頂いた

その時の写真のコピーなどを、今回お渡しした

美千香さんから、ハガキを頂いた

芳一さんの横顔のハガキ

ありがとう






劇団夜行館の笹原茂朱座長に「お前はいつまでも足が抜けないな」と言われた事があった

その通り

だって、一番影響を受ける年代に出会ってしまったから

きっと、あの頃に出会っていなければ、心惹かれなかったかもしれない

しかし、私の土台の一つになってしまっている

小屋掛け芝居を上演し、出演者に座長から労いの「大入袋」が手渡された

中には「ご縁の五円玉」の代わりの「五十円玉」が入っている

座長の味のある字で書かれた袋は、そのまま今でも私の大切な宝物












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2012/04/12 日々のあれこれ Trackback() Comment(0)

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